歯周病の進行

歯周病の進行度は、主に歯周ポケット(歯と歯ぐきの間)の深さで診断します。
歯ぐきがぶよぶよしたり下がったりしていたら、歯周病かもしれません。
鏡の前に立って歯ぐきをチェックしてみましょう。

  • レベル1 歯肉炎

    詩集ポケット
    3mm程度

    歯ぐきに炎症が起きている状態。ブラッシングや食事のときに出血しやすくなります。

  • レベル2 軽度歯周炎

    詩集ポケット
    4mm程度

    顎の骨が溶けはじめた状態です。歯ぐきが腫れ、歯磨きの際に出血が見られるだけでなく、冷たい水がしみたり、口臭が出たりします。

  • レベル3 中程度歯周炎

    詩集ポケット
    6mm程度

    顎の骨が半分くらい溶かされた状態で、歯を指で押すとグラつくようになります。歯ぐきの腫れや出血に加え、歯が浮くような感じがしたり、口臭が強くなったりします。

  • レベル4 重程度歯周炎

    詩集ポケット
    8mm程度

    顎の骨の3分の2以上が溶かされた状態で、歯のグラつきがひどくなります。歯ぐきが下がり歯根が見えてきて、歯と歯ぐきの境目からは膿が出て、口臭がよりきつくなります。この状態を放置すると、最悪の場合、歯が抜け落ちてしまいます。

うちだ歯科医院の歯周病治療

  • <歯肉炎の治療>
    レーザー治療

    レーザーを照射することで歯周ポケットを浅くして治癒へと導きます。出血もなく、治癒までの期間短縮を図れます。

  • <軽度歯周炎の治療>
    スケーリング・ルートプレーニング

    スケーラーという器具を使って歯周ポケットからプラークや歯石を除去します。さらに、削った部分をなめらかに仕上げることで、汚れが付着するのを防ぎます。

  • <中程度歯周炎の治療>
    歯周ポケット掻把術

    局所麻酔を行って歯石や膿を歯ぐきとともに除去します。

  • <重程度歯周炎の治療>
    フラップ手術

    歯ぐきを切開して、露出した歯根に付着したプラークや歯石を除去します。

歯茎を失っている場合の再生治療

溶かされた顎の骨と歯ぐきを再生させる再生療法の一種です。
歯ぐきを切開してプラークを除去したあとに歯ぐきの上皮の下に人工膜を入れ、歯周組織の再生を促します。

  • GTR法

    レーザーを照射することで歯周ポケットを浅くして治癒へと導きます。出血もなく、治癒までの期間短縮を図れます。

  • エムドゲイン法

    GTR法と同様に、溶かされた顎の骨と歯ぐきを再生させる再生療法の一種です。エムドゲイン法では、欠損部分に薬剤を入れ、歯周組織の再生を誘導します。